自己負担上限額管理票とは?訪問診療での運用方法をわかりやすく解説
こんにちは、算定チームです。
今回は「自己負担上限額管理票(上限管理票)」についてお話しします。
これまで「指定難病」「小児慢性」「自立支援」などの公費制度について解説してきましたが、それらを利用する上で欠かせないのが、この「上限管理票」です。
(各制度については、過去のブログをご覧ください。)
当院のような訪問診療ならではの運用ルールについてもまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
🌷上限管理票とは?
一言でいうと、「その月の医療費の支払額を記録するノート」です。
公費負担医療制度では、所得などに応じて1ヶ月に支払う金額の「上限」が決められています。
上限管理票は、病院や薬局での支払いを合算して、「今月の支払いの合計が上限に達しているか」を正しく把握するために使われます。
🌷当院(訪問診療)での運用について
一般的な外来受診では会計のたびに窓口で記入しますが、訪問診療では少し異なるルールで運用しています。
◎お会計は「月ごと」のまとめ計算です
当院では、診察のたびにお支払いいただくのではなく、1ヶ月分の医療費をまとめて計算し、後日ご請求する形をとっています。そのため、診察当日にその場ですぐ計算・記入をすることができません。
◎「他院での支払い」の確認が必要です
当院の請求額を正しく算出するためには、「その月に、他の病院や薬局ですでにいくら支払ったか」という情報が不可欠です。
診察時に管理票を確認させていただき、他院での支払い状況を把握することで、初めて当院の正確な金額を計算できる仕組みになっています。
もし確認ができないと…
他院との合算ができず、上限額を超えて二重に請求してしまったり、後日返金の手続きが必要になったりと、患者様にご負担をかけてしまう恐れがあります。
🍀患者様・ご家族様へのお願い🍀
いつも上限管理票の確認にご協力いただき、ありがとうございます。
スムーズなお会計のため、以下の点にご協力をお願いいたします。
◎訪問時にはお手元にご準備を
月2回の定期訪問の際には、スタッフが確認できるようあらかじめご準備いただけますと幸いです。
◎後日、お電話で確認させていただく場合があります
訪問日のタイミング(例:月の最初の診察が、保険請求の締め日である10日以降になる場合など)によっては、診察後に他院を受診された場合など、最新の状況を確認させていただくことがございます。
『払いすぎ』を防ぎ、正しいご請求をさせていただくための確認ですので、何卒ご理解いただけますと幸いです。
いつも快くご協力いただき、心より感謝申し上げます。
ご不明な点や、他院での記載漏れなど、気になることがあればいつでも事務スタッフにご相談ください!
ひのでクリニックでは緩和ケアや症状緩和に力を入れています。当院では症状緩和に強い複数の医師が連携し、あらゆる疾患に伴う苦痛や不安を和らげ、生活しやすい治療を心がけています。
ご本人とご家族の想いを第一に、ご自宅での穏やかな療養、在宅緩和と温かな看取りを全力でサポートいたしますので、いつでもご相談ください。

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