先日開催したゆるつなも、多くの方にご参加いただきありがとうございました。
今回は「PCAポンプってなに?~在宅緩和ケアの症状コントロール~」をテーマに、
全人的苦痛の中でも特に身体的苦痛の緩和のための方法について
皆さんと一緒に学びました。
申し込みフォームでは、現場で実践するときのご質問をたくさんいただきました。
そこで今回は、より実践的でどんな職種でも現場でできる支援方法をお届けしました。

pca

🌛痛みのコントロール
・NRS 0に固執しない姿勢: 痛みのコントロール目標は、必ずしも常にNRS
(Numerical Rating Scale)0を目指すわけではありません
(もちろん副作用なくNRS0が達成できればそれにこしたことはないですが)。
・QOLの確保を優先: まずは「眠れる」ことや「生活動作ができる」といった、
現実的な痛みの程度をゴールに設定することが大切です。
・チームと共有: この現実的なゴールを、患者様やご家族、そして多職種間で共有できることが
重要であると助言をいただきました。

👀 観察で大切にしたいこと
・機器の安全確認: ボタンは押しやすい位置にあるか、チューブの絡まりや固定テープの
剥がれはないか。
・身体と生活の様子: 痛みを我慢していないか、表情はどうか、
夜はしっかり眠れているか。
・心への寄り添い: 「麻薬って怖い」などの不安はないか、
困りごとを言葉にできているか。

痛みの数値をゼロにすることにこだわりすぎず、多職種で連携しながら、
患者さんとご家族の穏やかな時間を支えていきたいですね。

次回のゆるつなは....
「実践!在宅診療の事例紹介」をテーマに臨床倫理4分割表を用いて
お話しします。
みなさまのご参加をお待ちしてます!

 

ひのでクリニックでは緩和ケアや症状緩和に力を入れています。当院では症状緩和に強い複数の医師が連携し、あらゆる疾患に伴う苦痛や不安を和らげ、生活しやすい治療を心がけています。
ご本人とご家族の想いを第一に、ご自宅での穏やかな療養、在宅緩和と温かな看取りを全力でサポートいたしますので、いつでもご相談ください。

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