【ひのでクッキング番外編?!】ちょっとした工夫で「食べやすい」介護食器
こんにちは!ひのでクリニック管理栄養士です。
「食事が取りにくい」「うまく口に運べない」など、食事の際にちょっとした不便を感じることはありますか?
介護が必要な方や、ご高齢のご家族がいらっしゃるご家庭では、毎日の食事を安全に楽しんでほしいと願う方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなお悩みを解決するヒントとして、ちょっとした工夫で食べやすくなる「介護食器」に注目しました!
しかも、これらが身近なダイソー(DAISO)で手に入ることに、私たちも驚きと感動を覚えました。
手軽に試せることも、本当に大事なポイントだと思います。
ひのでクリニックで試した商品をご紹介します☃️
1. 縁がカーブしていてすくいやすいお皿
商品特徴:お皿の縁が内側に緩やかなカーブを描いている食器です。
良い点:スプーンやフォークを使って食べ物をすくい上げる際に、カーブがストッパーの役割を果たし、食材がこぼれにくくなります。
片手、利き手ではない手、手が震える症状など食事がすくいにくい方に使いやすい工夫がされています。
2. 最後まで飲みやすいノーズカットコップ
商品特徴:コップの縁の一部が鼻に当たらないように、カットされたデザインのコップです。
良い点:コップを傾けても邪魔にならないため、頭をまっすぐのまま飲めるのが大きな特徴です。
これにより、上を向かずに自然な姿勢で飲めるため、むせにくいというメリットがあります。安全に水分を摂取するために有効です。
(多くの場合、上を向いたまま飲み込みをすることは誤嚥のリスクから推奨されません)
3. つまみやすい・持ちやすい・落ちづらいお箸
商品特徴:箸の二本が連結されており先端が揃いやすく、つまみやすい箸です。
良い点:指の力が弱い方や、細かい動きが難しい方でも、少ない力で食べ物をつまみやすい開閉サポートの設計がされています。
連結されているためバラバラになりにくく食事中に落ちづらいという安心感もあります。
4. 柄が長く口に入れやすいヘッドのスプーン
商品特徴:持ち手の部分が長く、口に入れるヘッドの部分が浅め・小さめに作られたスプーンです。
良い点:腕の可動域が狭い方や、リーチが届きにくい方でも、食事を口元まで運びやすく、口に入れやすいのがメリットです。
また、ヘッドが浅いことで掬う量を少なくでき、一口量のコントロールにも役立ちます。
5. 滑り止めマット・滑り止めお盆
商品特徴:テーブルや食卓に敷くことで食器の滑りを抑えるマットや、滑り止め加工が施されたお盆です。
良い点:食事中に食器が動いてしまうのを防ぎ、安定して食事ができます。
片手での食事や運動麻痺、不随意運動のある方でも食器がズレる心配が減り、食事がしやすくなります。
このように、ちょっとした工夫が凝らされた介護食器は、毎日の食事をより安全に、そして楽しくするための大きな助けになります。
そして、これらがダイソー(広島創立でもありますね♪)で買えるというのは、気軽に試せて本当にありがたいことですよね。
可能な限り自力で食べたい。できる範囲は自分で食べてほしい、または食べたいんじゃないか…。とお悩みの方もおられると思います。
お一人おひとりに合わせた最適なサポートを一緒に見つけていきましょう🌟
このほかにも、食器自体に滑り止め加工してあるワンプレート皿(仕切りあり)、ご自宅の食器をすべり止め食器にできるシールもありました!
今日紹介した商品の実物を見てみたいという方がおられましたら、訪問時にお持ちしますのでお気軽にお声がけください🎄
最後まで読んでいただきありがとうございました。















