こんにちは、算定チームです。いつもひのでクリニックのブログを読んでくださり、ありがとうございます。
今回は、先日第16回「ゆる〜くつながる雑談会」（ゆるつな）で少し触れておりました訪問診療の費用について、改めてご説明いたします。
当院での訪問診療にかかる費用の目安は、以下の通りです。
1割負担：7,000～8,000円
2割負担：14,000～16,000円
3割負担：21,000～24,000円

訪問診療では、基本的に以下が主な項目となります。
・在宅患者訪問診療料
・在宅時医学総合管理料
・往診料など

また、患者さんの状態や連携対応に応じて、以下の項目が加わることがあります。
・在宅療養指導管理料
・在宅患者訪問点滴注射管理指導料
・在宅患者訪問褥瘡管理指導料
・在宅精神療法
・検査や注射に係る費用
・訪問看護指導料
・退院時共同指導料
・在宅医療情報連携加算
・在宅移行早期加算
・包括的支援加算
・頻回訪問加算
・居宅療養管理指導費（介護保険制度において、要支援・要介護認定を受けている場合）
など…

公費制度について
公費（受給者証など）をお持ちの方は、医療費の負担額が軽減されることがあります。以下のような場合には、負担がかからない、または負担が軽減されます。

負担額がかからない場合
・被爆者健康手帳
・生活保護受給者

月ごとに上限額が設けられている場合（受給者証に記載の条件による）
・特定医療費（指定難病）受給者証
・小児慢性特定疾病医療受給者証
・自立支援医療受給者証（精神通院）（指定病院である場合のみ）

また、お住まいの地域や所得によって、負担額が異なる場合もあります。
・ひとり親家庭等医療費受給者証
・こども医療費受給者証
・重度障害者医療費受給者証
・重度精神障害者通院医療費受給者証

まとめ
公費制度を活用することで、患者様の医療費負担を軽減することが可能です。
訪問診療を検討されている方は、制度の活用を視野に入れ、事前の準備を進めていただくことをお勧めします。
当院でも、必要に応じてサポートさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。