こんにちは！ひのでクリニックです。

みなさんは『プライマリ・ケア』という言葉をご存知でしょうか。
近年、医療の現場においてその重要性が注目されています。

『プライマリ・ケア』とは一体どのようなものなのでしょうか。
今回はプライマリ・ケアの考え方についてお伝えします！

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【プライマリ・ケアとは？】
患者さん一人ひとりの身体や心が抱える問題を総合的に診る身近な医療です。ひとことで言うと「年齢や病気にかかわらず、なんでも診るよ」という考え方です＾＾

【プライマリ・ケアの理念】
プライマリ・ケアは5つの基本理念から成り立っています。

◆近接性〈受診しやすさ〉
・地域：受診しやすい場所にある？
・時間：夜間や休日にも診てもらえる？
・経済的：高度な医療費はかからない？助成制度が使える？
・精神的：スタッフの対応や配慮は？

◆包括性〈すべての訴えや問題に対応〉
・病期や診療科、年齢にとらわれない
・予防接種、予防的な取り組み

◆協調性〈チーム医療・地域連携〉
・専門医への紹介
・多職種や社会資源との連携と協働
・地域住民との関わり

◆継続性〈ゆりかごから墓場まで医療を提供〉
・あらゆる年代
・健康なときも病気のときも
・病気のときは外来→病棟→外来と継続的に

◆責任性〈コミュニケーションと生涯教育〉
・患者さまへの十分な説明
・共同意思決定支援
・医療内容の質の維持と見直し
・プライマリ・ケアに関わる医療者の生涯教育

〈参考〉プライマリ・ケアとは？｜一般社団法人　日本プライマリ・ケア連合学会

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日本の社会において、高齢化が進み地域包括ケアが推進されているいま、身近でなんでも相談できる存在として、プライマリ・ケアの理念は今後ますます必要とされるでしょう。

当院でもプライマリ・ケアの理念に沿って日々の診療や活動に取り組んでいます。次回からは当院の取り組みを詳しくお伝えしますね！ぜひご覧ください＾＾