プライマリ・ケア連合学会学術大会の参加してきました Part3
こんにちは 診療チーム看護師の蔵重です。 Part3は、インタレストグループ:『プライマリ・ケア診療所における看護学生の実習指導を考える』のセッションです。 このセッションでは、看護学生を受け入れている4施設から現状と課題を発表しました。 また、養護教諭の立場から小学校の保健室の現場もプライマリ・ケアの一環であり、診療所実習でコモンディジーズ(一般的な病気)の対応を習得する必要があるとの提案がありました。 当院でも昨年度から看護学生さんの実習受け入れを行っています。昨年度は大学側も当院も初めてのことで手探り状態でしたが、「できるだけ経験し学んでほしい」思いで受け入れを行いました。 現場の様子、課題を発表しました。 他の施設も昨年度初めての受け入れをしての気付きや学びを発表されました。 数年受け入れている施設では実習前後でアンケートを実施していて実習後には「診療所勤務」に興味を持った結果が出ていました。 それぞれの施設や地域の特徴を活かした実習プランを立てられていることを学べました。実習受け入れの心得がある施設もあり参考になりました。 その後のディスカッションでは、現役看護学生さんからの発言もあり、学生と実習施設の互いのニーズを探り合う場面が見られ、とても興味深い内容となりました。 このセッションで得た多くのヒントをもとに、今年度の実習は、更に受け入れ体制を整え学生さんの学びをサポートできればと考えています。
ひのでクリニック