こんにちは!診療チームです。
診療同行看護師の仕事と魅力シリーズ、今回は「小児在宅医療」についてお伝えします!

当院では、0歳から100歳まであらゆる年代の患者様の訪問診療を行っています。
人工呼吸器や胃ろうなどの医療デバイスがあり、医療的ケアが必要な小児患者様もいらっしゃいます。
小児患者様の診察でも成人同様に日々の体調確認や困りごとの相談にのったりしています。

小児科経験がなければ難しいのでは・・・!?と思われる方も多いと思います。
当院にも小児科経験のない看護師はいます。
ですが、医師と同行した際に小児患者様の観察ポイントや根拠を確認したり、同行時にご家族の話を聞いたりして情報収集をしています。

その他に看護師の仕事としては
☆予防接種のスケジュール調整
→小児期の予防接種のスケジュールを組み、診察時にうけていただけるよう調整します。ご兄弟の予防接種も可能です!
☆医療物品の準備や管理(成人同様)
→人工呼吸器や胃ろうなど医療デバイスがあり、当院が管理をしている場合は使用物品を毎月お渡しできるように準備したり、在庫の管理を行います。医療物品は患者様の体の一部と考え、大切に扱います。物品の話をする中で、日々の生活が見えてきたり、ご家族の悩みが出てきたりするので、情報提供を行います。
☆制度や社会資源の情報提供
→小児特定慢性疾病や重度医療などの保険制度や、デイサービスやショートステイなど社会資源の情報提供を行います。

覚えることが多くあり大変ですが、制度や算定の知識が身についたり、小児患者様の生活をより身近に知ることができます!
小児患者様の成長をご家族と一緒に見守ることができ、デイサービスなどの活動中のお話を聞いたり写真を見せてもらったりすることが楽しみのひとつです*
お母様に、スタッフの育児相談にのっていただくことも・・・^^

現在、小児在宅医療やケアについての情報が、ご家族に行き渡っていないことが少なくありません。当院が訪問することで必要な情報が届いたり、ご家族同士で繋がりを持つことができたこともあり、そのようなときとても嬉しく思います^^
日々学ばせていただくことも多く、自分の成長にも繋がります!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
ひのでクリニック