「有老ホーム・サ高住・グループホームの入居者への医療提供」について
こんにちは、算定チームです。 今回は「有老ホーム・サ高住・グループホームの入居者への医療提供」についてお話します。 まず上記の施設について簡単に説明します。 〇有老ホーム:有料老人ホーム 入居者に対し入浴、食事の提供や介助、その他日常的に必要なサービスを提供する住まいのこと。 〇サ高住:サービス付き高齢者向け住宅 状況把握(安否確認)や生活相談など高齢者の生活を支えるサービスを備えたバリアフリー住宅のこと。 〇グループホーム:認知症高齢者グループホーム 介護が必要な認知症高齢者が職員と共同生活を送る高齢者住宅のこと。 有老ホーム・サ高住・グループホームの入居者に対しては、いずれも初・再診料、往診料、在宅患者訪問診療料が算定できます。 特定施設(※)の指定を受けていない有老ホーム・サ高住と、グループホームの入居者は在宅がん医療総合診療料も算定できます。 いずれの施設においても施設入居時等医学総合管理料(施設総管)の算定対象です。 なので計画的な医学管理の下、定期的な訪問診療を月1回以上行った場合、施設総管を算定できます。 ※特定施設:厚生労働省が定めた介護保険法の基準(人員・施設・運営)を満たすものとして都道府県や市区町村に届け出て、事業指定を受けた介護施設。行政のお墨付きをもらった施設。 以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ひのでクリニック