こんにちは!診療チームです。
今回は診療同行看護師の役割のひとつである「体調不良時や緊急時の電話対応」についてご紹介します*

訪問診療は病院と異なり、24時間医療者がそばにいるわけではありません。
発熱や急な状態変化などが起きた時、患者様やご家族はとても不安だと思います。
診療所の看護師には、体調不良時や困りごとがあった時にこそ連絡が入ります。患者様ご本人やご家族、訪問看護師さんやヘルパーさんなど電話をいただく方は様々です。
困りごとの相談にのったり、体調不良については臨床推論の知識を使い、何が起こっているのか考えながら症状を確認します。
同時に診療の方向性を考慮し、同行時の普段の状態と比較してアセスメントします。「〇〇の影響が考えられます、こうなったら△△しましょう・再度連絡をください」などと具体的に対応方法を説明することで患者様やご家族に安心感をもっていただけていると感じます。
多職種連携では、ICTツールを使用して情報共有していますが、重要なことや緊急度が高い場合には電話で連絡をすることもあります。特に介護系職種への情報提供では、体調面の情報をわかりやすい言葉に置き換えたり、今後予測される変化も含めて早め早めに情報提供するよう心がけています。

緊急時の電話対応をしたとき、この対応でよかったのか、判断は正しかったのか・・・日々考えることもあります。一人で悩まず院内で相談したり、適切な対応ができるように日々振り返りや自己研鑽しています!
診療同行看護師として、患者様やご家族の不安な思いが少しでも軽減できるよう努め、”困ったときに頼れる存在”でありたいと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
診療同行看護師ブログ、また読んでいただけるとうれしいです*
ひのでクリニック