こんにちは。算定チームです。
 
先月、第5回日本在宅医療連合学会大会にオンラインで参加しました。
学会では多くのテーマが取り上げられていましたが、算定チームの一員として、私は、来年度の診療報酬改定に関心を持っており、学会での参加を通じて、改定に関する情報得ることができました。
診療報酬改定は医療現場にとって非常に重要な要素であり、改定内容によって医療提供者や患者さんにどのような影響があるかを把握することは、重要となります。
 
【シンポジウム18 診療報酬改定に込められた在宅医療の未来へのメッセージ S18-1 次回診療報酬の展望演者:石塚秀俊様の内容を参考にしております】
 
●令和6年度診療報酬改定で考慮すべき背景としての情報源 
※中医協及び骨太の方針に加えて第8次医療計画が参考となる
〇中医協(厚生労働省の大臣の諮問機関)細かく点数にしていく 厚労大臣に答申 
〇第8次医療計画 都道府県が、国の定める基本方針を決め、市区町村が作成とりまとめる6年に1回策定 期間は、2024年~2029年
〇骨太の方針 経済財政運営と改革の基本方針 年1回の策定
2023年の骨太の方針
・医療の機能分化と連携の更なる推進
・医師の働き方改革 2024年4月から
・かかりつけ医機能
・地域医療連携推進法人制度の有効活用
・2024年秋に健康保険証を廃止 マイナンバーカードによる資格確認
・「全国医療情報プラットフォーム」の創設、電子カルテ情報の標準化
・診療報酬改定DX
・電子処方箋の全行的な普及拡大 
・標準型電子カルテの整備
・医療法人などの経営情報に関する全国的なデータベースの構築
・難病対策
・栄養管理
など、あるようです。

令和6年度は、診療報酬・介護報酬の同時改定となります。今後の、中医協や、厚生労働省の関連情報や発表に注目し、関連情報の収集を行う必要を感じました。
 
以上、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
ひのでクリニック