先日開催した9月のゆるつなも、多くの方にご参加いただきありがとうございました!
今回は「褥瘡(床ずれ)」をテーマに、基礎知識から治癒に欠かせない栄養管理までを学ぶ
勉強会を行いました

傷を治す環境づくりとアイテムの使い分け
褥瘡は体重による「持続的な圧迫」だけでなく、摩擦などの「局所的要因」、低栄養などの「全体的要因」、介護力不足などの「社会的要因」が複雑に絡んで発生します。
傷をきれいに治すためには、乾燥を防いで適切な「湿潤環境」を作ることが大切です。
勉強会では、傷の状態(湿っているか・乾いているか、汚いか・きれいか)を4つのパターンに分け、それぞれに合った「外用薬の選び方」について解説していただきました。
カデックスやゲーベン、プロスタンディンなど、現場でよく目にするお薬が、どのような目的で処方されているのか、学ぶことができ、勉強になりました。

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️ 治癒を後押しする「栄養」の力
褥瘡をしっかり治すためには、傷口のケアだけでなく、根本的な原因解決となる「全身の栄養管理」が欠かせません。
ガイドラインでは、目標栄養量の目安として、1日あたり体重1kgにつき30kcal以上のエネルギーと、1.0g以上のたんぱく質が必要とされています。
しかし、食が細くなっている方に多くの量を食べていただくのは難しいですよね。
そんな時は、「朝食を抜く」などの習慣を見直して、まずは1日3食のベースを作ることが大切です。
それに加えて、食事と食事の合間におにぎりやプリンなどの軽食(補食)を取り入れて無理なく栄養補給をしたり、白米を炒飯にする、コーヒーをカフェオレにするなど、油脂を活用してエネルギーアップを図る工夫も効果的です。
それでも食事で足りない分は、亜鉛やアルギニンなどが含まれる市販の栄養補助食品(メイバランスやアバンドなど)を上手く活用していくのがおすすめです。

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チームで支える在宅ケア
在宅での褥瘡予防や管理は、傷口だけでなく生活環境全体を見て、チーム全体で環境を整えることが大切になります。
中でも、日常ケアを行うご家族やヘルパーさんは初期サインの早期発見・共有を担うキーパーソンです。そこからケアマネジャーさんと連携して福祉用具や制度を活用し、主治医に相談した上で訪問看護師、ソーシャルワーカー、理学療法士、薬剤師、栄養士などとケア体制を作っていく流れが重要になります。
小さな皮膚の変化に気づき、すぐに相談・報告ができる「話しやすい関係性」を作っていくことが、地域での連携において何よりも大切だと改めて感じました。
今回の学びを活かし、引き続き地域の多職種で連携しながら、より良いケアを目指していきましょう!
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました✨

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次回のゆるつなは....
寒い時期に起こりやすい「時間との勝負!脳卒中のサイン」をテーマに開催します!
※10月のゆるつなはお休みとなります。
11月にみなさまのご参加をお待ちしてます

 

ひのでクリニックでは緩和ケアや症状緩和に力を入れています。当院では症状緩和に強い複数の医師が連携し、あらゆる疾患に伴う苦痛や不安を和らげ、生活しやすい治療を心がけています。
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