6月のゆるつな
先日開催したゆるつなも、多くの方にご参加いただきありがとうございました。
事前のアンケートでは皆様からたくさんのご質問をいただき、
現場でのリアルな疑問やお悩みにお答えしながらの濃い時間となりました。
膀胱留置カテーテルとは?
尿道を通り膀胱内にチューブを留置し、持続的に尿を排出・管理するための医療処置です。
先端の「バルーン」を膨らませることで、簡単には抜けない仕組みになっています。
留置の理由は様々ですが、自力で排尿が難しかったり、汚染予防や介護負担軽減の目的、
急性期などで尿量測定が必要などがあります。
男性と女性では尿道の長さや構造(体の仕組み)が異なるため、それぞれの特徴に合わせて
対応することが、挿入時の痛みや損傷などのトラブルを防ぐコツになると学びました。
長期留置のリスクと観察ポイント
長期間の留置では、尿路感染症、チューブの閉塞(詰まり)、尿もれ、
計画外抜去による尿道損傷などのリスクが伴います。
これらを完全に防ぐことは難しいため、「リスクを減らす工夫」と、
日々の観察による「早期発見」が大切です。
・尿のチェック;量が極端に減っていないか(詰まりのサイン!)、強い濁りやにおい、血尿はないか。
・ルートのチェック;チューブの折れ曲がりや体の下敷きになっていないか。
ハルンバックの位置を確認。
また、クリニックからお渡ししている膀胱留置カテーテルは、「特定保健医療材料」で請求しています。
予期せぬ計画外抜去や不必要な頻回交換は、患者様のお身体への負担になるだけでなく、
限られた医療資源のロスにもつながってしまいます。
適切に管理しながら使っていくことが重要だと再認識しました。
まとめ
カテーテル管理には今回ご紹介したような「基本ルール」や「目安」があります。
しかし、すべてをマニュアル通りに当てはめることが正解とは限りません。
ルール化するというより、その患者さんの状況に合わせてよりよい方法を一緒に検討していくことが大切だと学びました。
毎日の生活を一番近くで見ている皆様やご家族の「気づき」をもとに、
多職種がワンチームとなって、最善のケアをこれからも一緒に考えていきたいですね
次回のゆるつなは....
「真夏の食支援~自分たちも患者さんも守りたい」をテーマに
脱水や食欲低下が心配な季節に役立つ内容をお届けしますので、ぜひお気軽にご参加ください!
みなさまのご参加をお待ちしてます
【Information】
今回のセミナー内でも紹介しましたが、当院医師 執筆書籍などのご案内です
■ 雑誌『治療』に執筆記事が掲載されました!
南山堂出版の医療雑誌『治療』(在宅医療特集)にて、当院の世戸医師が編集を担当・
橋本院長が執筆した記事が掲載されております。ぜひご覧ください。
▼詳細はこちらから
https://www.nanzando.com/magazine/detail/900805
■ 書籍『病みの軌跡を意識した患者に寄り添う 心不全診療』のご紹介!
世戸医師が一部執筆を担当した『病みの軌跡を意識した患者に寄り添う 心不全診療』書籍も発刊されております。
日々のケアや知識のアップデートに役立つ内容となっておりますので、こちらもぜひお手に取ってみてください。
▼詳細はこちらから
https://www.kinpodo-pub.co.jp/book/2072-6/
■ 合わせて動画も!「peer study」にて無料ライブ配信決定!!!
雑誌の特集に合わせて、「在宅医療カレッジ」のオンライン学習プラットフォームである「peer study」とも連携し、動画配信を行います!無料でご覧いただけます。
*配信日時:6月30日(火)19:00~
▼詳細・ご視聴はこちらから
https://peer-study.com/set/1324/contents/1325
ひのでクリニックでは緩和ケアや症状緩和に力を入れています。当院では症状緩和に強い複数の医師が連携し、あらゆる疾患に伴う苦痛や不安を和らげ、生活しやすい治療を心がけています。
ご本人とご家族の想いを第一に、ご自宅での穏やかな療養、在宅緩和と温かな看取りを全力でサポートいたしますので、いつでもご相談ください。

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