見学で感動!在宅リハビリは家や街が最高の訓練空間だった
こんにちは!ひのでクリニックの言語聴覚士です。
朝夕が肌寒くなり、ようやく秋の足音が聞こえてきましたね!🍁
さて、今日は先日、他の事業所様で勉強させていただいた貴重な経験についてお話しします。
①病院と在宅リハビリ、その違いとは?
今年の夏までリハビリ病院に勤務していた私にとって、これは一番の関心事でした。
今回、20年以上の経験を持つ大ベテランの先生の訪問リハビリを見学させていただいたのですが、そこで見たのは病院で行っていたリハビリとどこか似ている、けれど「ご自宅だからこそ」の温かい工夫に満ちた光景でした。
例えば、大好きなお菓子を目標にしたお食事の訓練(摂食・嚥下訓練)や、いつも散歩していた馴染みの道を使った歩行訓練。
慣れ親しんだ家や街そのものが最高のリハビリ空間となり、ご本人の「やりたい」という気持ちを自然に引き出していました。これこそが、”その人らしい”生活に根ざしたリハビリなのだと、深く感銘を受けました。✊
②ご家族とスタッフを繋ぐ、心強い情報共有
見学先で何より素敵だと感じたのは、スタッフの皆さんと患者さま・ご家族との間に、日々の丁寧な関わりの中で育まれた、温かい人間関係です。「そういえば…」と些細なことでも気軽に相談できる。そんな何気ないやり取りの積み重ねが、お互いの絆をもっともっと深めている様子が伝わってきて、とても温かい気持ちになりました。🤝
最後になりましたが、お忙しい中、見学を快く受け入れてくださった事業所の皆さま、そして貴重なお時間をご一緒させていただいた患者さまとご家族さま、ありがとうございました!








