こんにちは!ひのでクリニックのソーシャルワーカーです。
朝晩の涼しさが身に染みる季節となりましたが、皆さま体調を崩されていませんか?🍂

先日、他の訪問診療クリニックへ見学に行かせていただく機会がありました。とても貴重な経験でしたので、学んだことを皆さまにも共有させていただきます。

訪問診療におけるソーシャルワーカーの役割
今回見学させていただいて特に深く感じたのは、訪問診療におけるソーシャルワーカーの役割の重要性です。
私たちソーシャルワーカーは、患者様やご家族様の生活背景やお困りごと等をお伺いし医療と生活の間を繋ぐ役割を担っていますが、今回は改めてその役割の重要性を再認識しました。

見学から学んだ「つなぎ役」の具体的な動き
見学先のソーシャルワーカーの方は、医師の診察より先にご自宅にお伺いし、ただ事務的な手続きをするのではなく以下のような情報収集と説明を丁寧に行われていました。

  • ご契約や保険情報などの手続き
  • これまでのご病気の経緯だけでなく、どのような生活をされてきたかという背景の傾聴
  • 現在または今後について不安に思われていることやご不明点

このように、患者様の過去の生活から現在、そして今後の不安までを深く理解しようとする姿勢と、それを医師をはじめとする多職種のスタッフへ正確に伝え、チーム全体の診療に活かす「情報のバトン役」としての姿勢から大変多くの気づきと学びを得ました。

今回の学びを活かして
私も、患者様やご家族様が「何に不安を感じられているのか」を先回りして察知し、事前にしっかりとお伺いできる存在になりたいと思いました。そして、その情報をチーム内で共有することで、患者様が心から安心して訪問診療を受けられるよう働きかけができるよう精進していきます。

ご自宅での生活や医療に関わるご心配事があれば、いつでもお気軽にご相談ください。

ひのでクリニック