乳幼児加算について
こんにちは、算定チームです。
今回は、在宅医療で算定する機会のある「乳幼児加算」についてご説明します。
■乳幼児加算とは
6歳未満の乳幼児に医療行為やサービスを提供した際に加算される報酬のことです。
体の発達や体重、薬の飲ませ方など、乳幼児特有のケアには専門性が求められます。
乳幼児加算は、その丁寧で専門的なケアを評価するために設けられています。
■在宅医療での乳幼児加算
ひのでクリニックでは、主に定期的な訪問診療時に、在宅患者訪問診療料の加算として算定しています。
*在宅患者訪問診療料の乳幼児加算*
6歳未満の乳幼児に訪問診療を行った場合に、400点を算定できます。
■訪問診療以外にもある!乳幼児加算の種類
乳幼児加算には、訪問診療以外にもいくつかの種類があります。同じ名称でも、それぞれ算定要件や点数が異なるため注意が必要です。
*訪問看護における乳幼児加算*130点
6歳未満の乳幼児に対する訪問看護に加算されます。
*在宅患者訪問薬剤管理指導料等における乳幼児加算*100点
通院が難しい6歳未満の乳幼児の自宅を薬剤師が訪問し、薬の管理や指導を行った場合に加算されます。
*救急搬送診療料における乳幼児加算*700点
医師が救急車などに同乗し、医療機関への搬送中に6歳未満の乳幼児(新生児を除く)を診療した場合に加算されます。
最後に、
入職して1年が経ち、算定の知識は少しずつ増えましたが、まだまだ知らないことも多いと日々感じています。
患者様やご家族に安心して在宅医療を受けていただけるよう、これからも一つひとつの算定についてしっかりと学び、丁寧な対応を心がけてまいります。何かご不明な点やご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。