4月18日(金)に第19回「ゆる〜くつながる雑談会」を開催しました。

今回は「もっと知りたい訪問診療」をテーマに、
当院の診察の実例紹介や事前アンケートでいただいた質問やご意見にお答えしました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

〜今回の内容の一部を紹介します〜
詳細は以下のスライドもご参照ください。

*初診の患者さんでも受けてもらえるの?
▶当院は在宅療養支援診療所です。初診から患者様のお家に伺って診察いたします。
相談から初診までの流れを紹介しました。
HPにも掲載しています。https://hinode-clinic.com/homecare#0007

*どの程度の疾患まで診ていただけるかわからない。専門分野は?
▶在宅医は「診療科」の枠にとらわれません。「病気」ではなく「人」を診ます。
在宅医療では、大きな病院のような高度や治療や検査は困難ですが、ある程度の検査や治療は可能です。
高度な検査ができないぶん、詳細な問診や身体診察を得意としています。
必要に応じて病院紹介、紹介状時には情報提供を行い病診連携をおこないます。
患者様ご家族のご希望を聴き相談しながら治療方針を決めていきます。
具体的には、在宅緩和ケア(がん、心不全、呼吸器疾患、人生の最終段階)、認知症、神経筋疾患、脳梗塞後遺症、染色体異常、脳性麻痺など幅広い疾患、0歳〜100歳まで全ての在宅医療を必要とする方をお受けしています。
自宅でのお看取り例もいくつか紹介しました。
ご本人ご家族のご希望に沿った自宅看取りができるのは多事業所さんのご協力あってのことです。いつもありがとうございます。

*訪問エリアは?
▶広島市全域、安芸郡、年齢や状態によっては遠方でもお受けしています。

*連携についても貴重なご意見をいただきました!
医師への敷居の高さ、なんでも言い合える連携が理想、情報共有の難しさ、信頼関係構築の難しさ・・・
情報がほしい!
などなど・・・
▶当院では、4月から診療内容の情報は基本的に医師から発信することにしました。
ニュアンスも伝えたい・・との思いからです。
▶医師へのハードルが高ければ診療チームスタッフや看護師にお電話やMCSつながりで連絡を取っていただいても大丈夫です。

スライド   ゆるつな4月

4月のゆるつなは診療内容の事例を紹介・・・と思っていたのですが、
事前アンケートで疑問や質問を多くいただいたので、それに答えるかたちで訪問診療についてお話しました。
少しでもお役に立てていれば幸いです。

ご参加ありがとうございました。

<予告>
5月のゆるつなは、5月16日金曜日13時〜の予定で、『ケアマネさんとの協働』をテーマに企画中です。
ご参加お待ちしております。

ひのでクリニック