今回は当院のMSW(医療ソーシャルワーカー)による「バイステックの7原則」の解説が行われました。バイステックの7原則は、MSWとしての学びの中で必ず押さえるべき重要な考え方とされています。

以下、内容のポイントをまとめました。

1.個別化の原則
同じような状況に見えても、個々の環境や要因は異なり、同じ人はいません。一人ひとりの個別性を大切にします。

2. 意図的な感情表出の原則
患者様やご家族がありのままの感情を自由に表現できるよう、支援者が意図的に関わります。

3. 統制された情緒的関与の原則
援助者が自分の感情を自覚・統制しながら患者様と関わり、適切な支援を行います。

4. 非審判的態度の原則
援助者の価値観を押し付けず、「なぜそのような言動に至ったのか」を理解しようとする姿勢を重視します。

5. 受容の原則
表面的な言動だけでなく、その背景にある思いや気持ちも含め、ありのままを受け入れます。

6. 秘密保持の原則
本音を話すための信頼関係構築には、秘密保持が欠かせません。信頼に基づき、安心して話せる環境を提供します。

7. 自己決定の原則
患者様が自らの意思で決定できるよう、援助します。

★講師スライド

後半では、地域の皆様とともに「訪問看護に求めること」や「ケアマネに求めること」などについて、当院の医師、看護師、MSWが質問にお答えしました。

お互いの職種の特徴や強みを理解し、連携・協働することで、より良いサービスの提供を目指していきたいと改めて感じました。訪問診療では体調面を中心とした支援が主ですが、成長発達や療育面を含めた生活支援については、他の職種や事業所の皆様からの情報を頼りにしています。今後も地域の皆様と学び合いながら、医療・介護サービスの質向上に努めていきます。

次回11月のゆるつなのお知らせ

11月は『医療的ケア児の移行期医療の現状』というテーマで、医療的ケア児・者のご自宅から介護の様子を観ていただき、またご家族から直接話をしてもらおうと思います。

参加アンケートフォーム
https://docs.google.com/forms/d/1iU2fhlUOygseZlUzk7GDeWH-Gvz5-vQJwmmC152svFQ/edit

です。よろしくお願いいたします。

yuru11

ひのでクリニック