こんにちは!診療チーム管理栄養士の福庭です。
7月20日〜21日に幕張メッセで開催された第6回日本在宅医療連合学会大会が開催されました。
今回、ポスター発表での学びがあったのでご報告します。

 

私は、「在宅医療における重症心身障害児(者)の栄養管理の工夫:オンラインスプレッドシートを活用した年齢別食事摂取基準や必要エネルギー量の確認」というテーマで発表しました。在宅医療では、患者さん一人ひとりの年齢や病態、生活環境に合わせた個別の栄養管理が不可欠です。特に重症心身障害児者の栄養管理は、個々の成長や病状に応じた柔軟な対応が求められます。
効率的で正確な栄養管理を実現するために、作成した栄養管理シートを活用し、日々の栄養計算や医師・看護師との情報共有を行っています。今回、クリニックの皆さんのご協力で、学会での発表が実現し、非常に貴重な経験となりました。

また、在宅における食支援に関わるシンポジウムなども多数あり、特に今年の診療報酬改定に関する情報や、訪問栄養指導の重要性、他のクリニックや栄養ケアステーションの取り組みについての講演も非常に勉強になりました。在宅における管理栄養士の役割や、病院と在宅をつなぐ橋渡しとしての機能が強調されており、今後の栄養管理における新しい視点を得ることができました。

この経験を活かし、患者さんの食事支援にさらに力を入れていきたいと思います。食事のお困りごとや疑問点などあれば診察時にご相談ください。どうぞよろしくお願いいたします!

 

ひのでクリニック