こんにちは!診療チームです。
診療チームの主な仕事は、医師の診察に同行し、診療の補助をすることですが、院内で行う仕事もあります。
今回は、「翌日の診察準備」についてご紹介します。

その1 カルテ準備
当院ではクラウド型電子カルテを使用しています。毎日夕方には、翌日の診察の準備としてカルテを作成します。
カルテの枠を作成するとともに、処方予定の薬の入力も行います。これにより、事前情報収集をしたり、スタッフの学びにもつながります。

その2 処置や検査に必要な物品の準備
翌日の診察で予定されている検査に必要な物品を準備します。
例えば、血液検査が予定されている場合は、採血スピッツ、消毒綿、注射針、採血ホルダーなどを用意します。
また、気管カニューレ交換や胃瘻チューブ交換が予定されている場合には、必要な物品とともにガウンや手袋も準備します。

その3 検査結果のお渡し準備
前回の診察時に血液検査を行った場合、検査センターから発行された検査結果用紙をお渡しできるように準備します。

その4 事務処理のための準備
診察中には、事務処理も行います。保険証類の写真を撮影し、算定チームに送付します。また、各種受給者証の上限票の記入が必要な場合は、算定チームが準備した伝達用紙を準備します。

その5 支給物品持参準備
毎月1回目の定期訪問時には、以前の診療チームの仕事紹介ブログでお伝えした支給物品を忘れずに持参できるよう準備します。

その6 保冷バックの準備
処置に使用する薬剤の中には冷蔵保管が必要なものがあります。
これらの薬剤は、診察当日に保冷剤とともに保冷バックに入れて持参します。

これらの準備はどのスタッフでもできるようにマニュアルを作成しています。
また、カルテの予定メモに記入することで、物品の持参忘れを防ぐ工夫も行っています。

これからも患者様に安心して診療を受けていただけるよう、スタッフ一同努めてまいります。

ひのでクリニック