第10回ゆるつな報告
こんにちは!診療チーム看護師です。
7月19日に第10回ゆる~くつながる雑談会を開催しました。
今回も20名近くの地域の多職種方々にご参加いただきました!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
第10回のテーマは
「ケアマネさん、現場の看護師さん必見!
終末期・看取りにまつわるコミュニケーション」
でした。
当院の世戸医師より看取り期の関わりかたのポイントについて
スライドを用いたレクチャーがありました。
https://drive.google.com/file/d/1HpIK4iFubkgo30PIyAeQ9JWhfJiS2InH/view?usp=sharing
データを示しながら、
・死期が近いときの説明のしかた
・病みの奇跡など今後予測される経過や徴候について
・パンフレットなどを用いてしっかり説明することは、ご家族の安心や理解に役立つ
・亡くなる瞬間に立ち会えなくても、事前に大事な話や面会ができることが大事
というポイントをわかりやすく説明されました。
レクチャー後には参加アンケートでいただいたご意見を紹介しました。
例えば、
・どんなふうに言葉をかけたらいいか迷う
・サービス介入の頻度調整などのマネジメントはどうしているか
といった声がありました。
「ご本人ご家族が大切にしていることを継続できるような関わり、無理なく家族もケア参加できるよう介入しすぎないこと、
ご本人ご家族が優しい気持ちで過ごせるようにマネジメントしている」という意見も紹介しました。
メモを取りながら熱心に聴いていただいている参加者さんもおられ嬉しく思いました。
在宅での看取りはご家族も不安になりがちです。サービス提供側も迷ったり不安になることもあると思います。
ご家族やサービス提供者が一人で抱えず一緒に考えていけるといいですね。
患者様とご家族が大切な時間を安心して過ごせるよう多職種でサポートできたらと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。