こんにちは!診療チーム管理栄養士です。
当院には管理栄養士が2名在籍しており、診察の際に同行し、患者様やご家族様の食生活での困りごとや負担が少しでも軽くなるようサポートさせていただいています。

今回は、かねてより構想していたクリニック内での調理実習がついに実現しましたので、そのレポートをお届けします!

きっかけは、患者様宅への訪問中に「餃子をミキサーにかけると粒が残るのですが…」というお話を聞いたことでした。そこで「ひので内で試してみよう!」という話になり、調理実習へと繋がりました。

○テーマと実習内容
テーマは「焼餃子」と「水餃子」で出来上がりに差が出るのか、調理法によって本当に粒が残らなくなるのかを検証することにしました。使用した材料は餃子で、ミキサーも2種類用意し、機器による違いやポイントも確認しました。

実習では条件を統一して行いました
餃子(固形)と中華スープ(液体)を1:1の比率で使用
攪拌時間は2分
上記の通り統一しそれぞれ粒の残り方を比較しました

○使用食材
市販の餃子3個、中華顆粒だし2g、水75ml
○栄養成分(1回150g)当たり
熱量159kcal、たんぱく質5.2g、脂質8.2g、炭水化物17.1g、食塩相当量2.1g
(この表示値は目安です)
(とろみ剤は個別性が高いため省略しています)

○結果報告
結果として、同じミキサー機器を使用する場合、調理法は「焼餃子」より「水餃子」の方が粒が少なく仕上がることが分かりました!

今後も、実践的でお役に立てる情報を発信できるよう取り組んでまいります。読んでいただきありがとうございます。

○使用食材
市販の餃子3個、中華顆粒だし2g、水75ml
○栄養成分(1回150g)当たり
熱量159kcal、たんぱく質5.2g、脂質8.2g、炭水化物17.1g、食塩相当量2.1g

ひのでクリニック