プライマリ・ケア連合学会学術大会の参加してきました Part1
こんにちは 診療チーム看護師の蔵重です。 先日、プライマリ・ケア連合学会学術大会に参加しました。 1つ目の発表は、インタラクティブセッション:『事例の書き方講座:事例報告ってどう書けばいいの?~事例の書き方を学んで認定審査を突破しよう~』でした。 昨年に引き続き、プライマリ・ケア認定看護師申請を目指す看護師や他職種に向けた「事例の書き方講座」をプライマリ・ケア看護師の仲間たちとともに開催しました。 文章の書き方の基本、事例提出時にはルーブリックを参考にして記載するなどの重要ポイントのレクチャーの後、事例を使ったワークを実施しました。 BAD事例と優秀事例を読み比べるとどこが足りなかったのか、どのように改善されたのか一目瞭然です! 実際に事例を作成したプライマリ・ケア看護師から改善ポイントの解説を行い理解を深めました。 30名以上の参加者があり、グループワークや質問も盛り上がり、大変手応えを感じました。 事例を構造的に記載すること、枠組みやモデルを用いてアセスメントすることが重要であることを伝えられたのではないかと思います。 看護師以外の職種の方にもご参加いただき、グループワークでは職種を越えた交流がありよりよい学びとなりました。 プライマリ・ケアとは、『患者の抱える問題の大部分に対処でき、かつ継続的なパートナーシップを築き、家族及び地域という枠組みの中で責任を持って診療する臨床医によって提供される、総合性と受診のしやすさを特徴とするヘルスケアサービスである』と説明されています。 すなわち、国民のあらゆる健康上の問題、疾病に対し、総合的・継続的、そして全人的に対応する地域の保健医療福祉機能と考えられます。(プライマリ・ケア連合学会HPより)。 この視点は地域のクリニックとして0歳〜100歳まで対応する在宅医療を行う当院のスタッフに大切な考え方だと思っています。 今後もより良い医療看護が提供できるよう学び続けていきます。 (★プライマリ・ケアHP) https://www.primarycare-japan.com/ (★プライマリ・ケア看護師認定ページ) https://www.primary-care.or.jp/nintei/index_nu.php
ひのでクリニック