当院の院長である橋本が、1月20日 広島大学病院主催 『小児患者の支援を考えるセミナー』

で講演をさせていただきました。

 

https://www.hiroshima-u.ac.jp/hosp/childhoodcancer

 

内容としては、当院でこれまで経験させていただきました、小児がん患者さんについて、自宅でどのような医療行為ができるのか、

体制としてはどうなのか、課題や今後の展望などでした。

当院では開院依頼、5名の小児がん患者さんを診療から在宅看取りまでさせていただきました。

医療行為としては、できる限り入院中に行っている点滴などはそのまま自宅でもできるように調整したいと思っております。

自宅でも入院中と同じような医療行為を受けることができることで、患者さん・そのご家族も気持ちの面でも安心してご自宅を選択していただけるような

体制をできる限り提供したいと思っております。痛みがある方には、医療用麻薬の継続、導入から調整まですることも可能です。

当院では緩和ケア科、緩和ケアチームの専属医師として勤務経験がある医師が複数名在籍しておりますので、症状緩和、痛みのコントロールも丁寧に提供いたします。

また、当院では輸血(赤血球・血小板いずれも)もご自宅でできる体制をとっております。

もちろん、マンパワーが十分でないこともありますので、すべてができるというわけではないですが、少しでもご自宅で安楽に、安心して過ごしていただける

環境を今後もつくっていきたいと思ってます。

訪問範囲は、比較的広い範囲ですので、まずはお問い合わせください。

まだまだ、至らない点も多々あるかと思いますが、少しでも自宅に戻ってきてよかったと思っていただけるように努力していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

ひのでクリニック