こんにちは！診療チームです。
皆さんは「診療同行看護師」という言葉を聞いたことがありますか？
名前の通り、在宅医療分野の訪問診療所や病院に在籍する看護師のことなのですが、どんな仕事をしているのかあまり知られていません・・・。
よく「訪問看護師とは違うの？」と聞かれます。同じ地域で働く看護師なのですが、実は仕事内容がちょっと違うのです。
今回は「訪問看護師」と「診療同行看護師」のちがいをふまえながら、診療同行看護師の仕事と魅力についてお伝えします！

＊訪問看護師
患者様のご自宅に伺い、医師の指示に基づいて看護を行います。
バイタルサインの測定・入浴介助や清拭などの清潔援助・排泄援助・薬の管理・褥瘡処置・点滴管理など

＊診療同行看護師
医師の診察に同行し、診察の補助や処置の介助を行います。
持参物品の準備・バイタルサインの測定・処置や検査の介助・処方箋の確認・検査検体の提出・他事業所との連携などの「つなぐ」役割など

比べてみると、ちがいをおわかりいただけるでしょうか＾＾
訪問看護師は生活の援助やケアが主な仕事ですが、診療同行看護師は医師の診察や処置の補助、多職種との連携が主な仕事です。
病院で働く看護師に例えると、訪問看護師は”病棟”、診療同行看護師は”外来”にいるイメージです＾＾
どちらも在宅医療の現場には欠かせないものですね。
診療同行看護師の魅力のひとつとして、「医師の診察を隣で見て・聞くことができる」ということがあります！
今後の治療方針や医療的知識について医師に直接確認したり質問することができ、自分の勉強やスキルアップにも繋がります。
また、診療の方向性に合わせてその場で生活やケア方法の提案や情報提供をするなど、診療補助と同時に看護の提供もできます！

今回は「訪問看護師」と「診療同行看護師」のちがいを主にお伝えしました。
今後も診療同行看護師の詳しい仕事内容や魅力についてお伝えしていきますので読んでいただけたら嬉しいです！


＊診療同行看護師シリーズ、ご検討よろしくお願いいたします。