先日、当院の看護師がフィジカルアセスメントのセミナーに参加しました。

フィジカルアセスメントとは、診察の際に問診・視診・触診・聴診・打診を行いそこから得た情報から患者様の状態を分析、判断することです。
「フィジカル」ということから身体的な側面の意味を強く捉えがちですが、患者様の症状には精神面や社会面から影響を受け身体に出てくることもあるので、様々な側面から見ることが大切です。

講義で印象的だったのは、フィジカルアセスメントは「自分から気付くことから始まる」ということでした。
自分が知らないことは気付きようがない→情報の受け皿が自分にあるかどうかが重要です。そこで、経験や知識から自分の受け皿を作ることが大切ということを学びました。日々当然のように行っているフィジカルアセスメントですが、ただ情報を得るだけではなく具体的な目的を持って行うことの大切さを改めて感じました。
また、フィジカルアセスメントから得た情報はスタッフ間で共有することが大切ですが、きちんと「共有」できたかどうかが重要とのことでした。確認した事実と、自分が考えたこと(推論)を区別して伝えることが的確に共有できていることに繋がります。

フィジカルアセスメントを丁寧に行うことで、今後起こりうることも予想でき、状態悪化を予防できることもあります。看護師は診療の補助として医師の指示や考えを的確に汲み取り、患者様へのケアや支援につなげていく大切な役割があります。
今後も日々学び、アセスメント力を鍛えて質の高い医療、看護を提供できるよう精進していきたいと思います。ありがとうございました。
ひのでクリニック