本日は褥瘡の指導料についてお話させていただきます。(在宅患者訪問褥瘡管理指導料)
本日は褥瘡の指導料についてお話させていただきます。(在宅患者訪問褥瘡管理指導料) 褥瘡予防や管理が難しく重点的なケアが必要な患者様へ、カンファレスを行い、改善などを目的とした指導管理を行った場合、「在宅患者訪問褥瘡管理指導料」を算定します。この指導料は初回カンファレス日から起算して6ヶ月以内に限り3回を限度に算定できるようになっております。 在宅患者訪問褥瘡管理指導料の算定にはルールがあるのですが、算定対象となる患者様も重症度や一定の状態にある患者様よって決められています。※ そして、医師、看護師、管理栄養士でチーム構成する必要があります。 当院でも、医師、日本褥瘡学会の研修を修了しました看護師、管理栄養士がチームを構成し、重点的な褥瘡管理が必要な患者様にカンファレンスを行っています。 初回のカンファレス実地後、月1回以上、計画に基づいた管理などを行い、結果を情報共同します。初回日から起算した3カ月以内に2回目のカンファレスを行い、褥瘡の改善状況や、方針の見直しなどを行います。結果、引き継ぎ対策が必要な場合に、初回から起算した4ヶ月以後6日月以内に3回目のカンファレスを行います。 *算定対象となる患者様とは、「褥瘡の重症度を評価するツールDESIGN-R2020による深さの評価がd2以上の褥瘡を有する患者であって、かつ、次に掲げるアからオまでのいずれかを有する患者」 ア 重度の末梢循環不全のもの イ 麻薬等の鎮痛・鎮静剤の持続的な使用が必要であるもの ウ 強度の下痢が続く状態であるもの エ 極度の皮膚脆弱であるもの オ 皮膚に密着させる医療関連機器の長期かつ持続的な使用が必要であるもの となっております。 診療明細で疑問に思われることがありましたら、当院までご連絡ください。 よろしくお願いします。
ひのでクリニック