【ひのでクッキング】粥ミキサー/ゼリーの可能性を追求!
こんにちは!ひのでクリニック管理栄養士です。
今回は粥ミキサー/ゼリーをテーマにひのでクッキングを開催しました。
当日のレポートを紹介します🍠
「粥ミキサー/ゼリー」と聞くと、どのようなものを想像されますか?
あまり聞き馴染みのない方もおられるかもしれません。
または呼び名も様々で、混乱されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般的に粥ミキサーとは、通常の粥をミキサー(粉砕・撹拌ができる調理機器)にかけて作ります。
米に対しての水分量によって滑らかさや柔らかさが異なるため、重湯で硬さの調節をする、とろみ調整剤を使用するなどして
食べやすい状態にします。(米飯や粥の固形→液体へ)
粥ゼリーとは、粥ミキサーへゲル化剤やとろみ調整剤などを加えてゼリー状、まとまりのある状態に固めたものを言います。
嚥下食として提供される粥ミキサーや粥ゼリーは、水分が分離しにくく、口の中でまとまりやすいように工夫されている点が重要です🌛
しかし、その「適切さ」は、患者さんお一人おひとりの状態によって大きく変わってきます。
口から食べるのか?それとも胃ろうからか?
栄養密度を上げたいのか?
すべりをよくしたいのか?
他の食品と合わせたいのか?
ミキサー食が適しているのか?それともゼリー食が適しているのか?
このように、求められる粥ミキサー/ゼリーの状態は、人によって様々なんです🐰
今回は、そんな「粥ミキサー/ゼリーの可能性」を探るべく、院内クッキングを行ってみました!
特に注目したのは、宮源の酵素パウダー(https://miyagen.net/pdf/kouso_powder.pdf)を使用して、加水なしで米飯を液状化することです。
普段の食事に使うパックご飯にこの酵素パウダーを加え、ミキサーにかけるだけ。
加水せずに米飯が液状になるのか、本当にサラサラになるのか…私たちもドキドキしながら試しました。
その結果は、本当にサラサラになりました!
驚くほどなめらかで、口当たりも良く、こちらを活用して様々な使い方ができそうだと感じました。
工夫次第でバリエーションも広がります。
栄養強化したい患者さんそれぞれのニーズに合わせた調整が可能になります。
「うちでも使ってみたいけれど、どうすればいいの?」
「このような商品は、うちの子の嚥下状態に合っているかな?」
もし、粥ミキサー/ゼリーについて気になる方は、是非お気軽にお声がけください🍇
患者様お一人おひとりの状態に合わせた最適な食の形を、ご家族様と一緒に考え、よりよい食生活をサポートさせていただきます✨️
最後まで読んでいただきありがとうございます🐿️











