当院では自宅で最期まで過ごしたい、という患者様の思いを大切にし、在宅看取りを積極的に行っております。

在宅で最期まで過ごされるときには、家族の介護負担が増えることが多いのですが、できる限り医療・介護のサービスを充実させることで負担の軽減をはかっています。

定期的に診察させていただくことで、体調の細かな変化に気がつけ、きめ細やかな治療を行っています。

当院は緩和ケア病棟、緩和ケアチームでの診療経験がある医師が複数名おり、できる限り痛みなどの苦痛が少なく在宅で過ごしていただけるように心がけています。

昨夜も、肝硬変を患っておられた患者さんの自宅でのお看取りをさせていただきました。

1ヶ月自宅で療養された方に退院日から診察をさせていただきました。退院時すでに1−2週間くらいご自宅で過ごせるかという状態でしたが、体調改善し、車椅子でご家族と短時間ではありましたが散歩もできました。

患者様のご冥福をお祈り申し上げます。