8月ゆるつな
先日開催したゆるつなも、多くの方にご参加いただきありがとうございました。
今回は「緊急時の対応」をテーマに、夏場に実際におきた事例を用いて、
勉強会を行いました🌻
慌てるような状況でもスムーズに動けるよう、基本のステップを確認しました。
🙀急変時にどう動く?
前日から水分が摂れず往診を受けていた患者さんが、翌日、エアコンの切れた暑い室内で
意識が朦朧とした状態で倒れていた事例を取り上げました。
参加者の皆さんに「第一発見者として、このときどう動きますか?」とアンケートを取ってみました。
実際の現場では状況によって取るべき行動が変わってくるため、「これ」といったひとつの正解があるわけではありません。
現場での判断は難しく、いざという時にどう動くべきか迷ってしまいますよね。
🚑迷った時に立ち返る「状態悪化時の対応フローチャート」
① まずは「意識」の確認(AVPU法)
誰でも簡単にできる4段階の評価方法です。
「意識障害=脳の異常」と思われがちですが、必ずしもそうではなく、頭以外の原因で意識が悪くなることも多くあるそうです。
ただし、意識障害に加えて「血圧上昇」を伴う場合や、「目の偏り・麻痺・ろれつが回らない」などの症状が見られる場合は、頭の異常を強く疑うサインだと学びました。
② 「ABC」のチェック
気道(A)、呼吸(B)、循環(C)の順番でバイタルサインを確認します。
特に「呼吸数」(1分間に30回以上の速い呼吸は危険なサイン)や、血圧低下より先に「脈が速くなる」といったポイントは、現場ですぐに活かせる重要な視点でした。
③ 報告時のコツ「SBAR(エスバー)」
報告する際は、この「SBAR」の順番で情報を整理すると、相手に状況が伝わりやすくなります。
急変時は誰でもパニックになってしまうものですが、普段から「どこを確認するか」「どう動くか」を頭にいれておくことで、少しでもいざという時の安心に繋げていけたらと思います。
次回のゆるつなは....
「褥瘡の『なぜ?』と『どうする?』〜基礎知識から発生後のケアまで〜」をテーマに
現場で悩むことの多い「褥瘡(じょくそう)」について、多職種で一緒に学んでいきたいと思います。
みなさまのご参加をお待ちしてます🐠
ひのでクリニックでは緩和ケアや症状緩和に力を入れています。当院では症状緩和に強い複数の医師が連携し、あらゆる疾患に伴う苦痛や不安を和らげ、生活しやすい治療を心がけています。
ご本人とご家族の想いを第一に、ご自宅での穏やかな療養、在宅緩和と温かな看取りを全力でサポートいたしますので、いつでもご相談ください。

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