こんにちは！
診療チーム管理栄養士です。
今回は医療保険での栄養支援についてご紹介します🍳

日々訪問して関わらせていただく中で、お子さまのお母さまやお父さまから、
「これで栄養は足りてるのかな？」
「形態を工夫した食事作りをしてるけど、これで合ってるのか分からない…」
「この子が大きくなるためには、どんなことに気を付けたらいいんだろう？」
といったお話をお聞きします。

わたくしども管理栄養士は医師とともにご家庭に訪問しており、お聞きしたその場でお話する機会も多くあります。
ですが学校への送り出しやお迎え、食事準備の時間など、ご家族の皆様が忙しいということもまた多くあります。
限られた時間の中で、じっくりと栄養の話をするのは難しい時もありますよね。

そんな際に、このようにお声がけすることがあります。
「もしご希望ありましたら、管理栄養士単独で、別時間で訪問することも可能です」

これは皆様の貴重な時間を有効に使いしっかりと「食」のお悩みに向き合いお手伝いできたら…
という思いから生まれたご提案です。
通常の診察や他のケアとは別に、管理栄養士が単独でご家庭に訪問することで
より細やかに、深くお話をお伺いすることができます。
例えば、適した調理器具や食事形態を検討したり、必要な栄養素の具体的な献立やレパートリーを一緒に考えたり、調理の工夫をその場で実践したり、成長に合わせた栄養のポイントをお伝えしたり…といった、お困りごとに合わせたサポートが可能です✨️

そして、この管理栄養士の単独訪問による栄養支援は、実は医療保険の制度があるんです。
訪問できますよ とお声がけすると「えっ？別で来てもらっていいんですか？」と驚かれます。
ポスター

訪問栄養食事指導とも呼ばれます。あまり聞き馴染みのない言葉かもしれません。
【在宅療養中の患者様ご家族様に対して、医師が栄養管理の必要性を認めた場合、医師の指示に基づき管理栄養士が訪問指導を行うこと】を指し、医療保険や介護保険をお持ちの方に介入できます。

「自分たちの家でも受けられるのかな？」「具体的な費用は？」といった疑問もあるかもしれません。
公費（受給者証など）をお持ちの方は、医療費の負担額が軽減されることがあります。まずはお気軽にお声がけください🍀

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日々の生活の中で「食」の困りごとは尽きないことと思います。
ひのでクリニックでは、その困りごとに寄り添い、よりよい生活を提供するための方法をいっしょに探していきます。

ご家族が行われている毎日のケアは、本当に素晴らしいもので、わたくしどもは定期的な訪問の限られた時間でしかお会いできませんが
皆様の経験や大切にしていること、お子さんの体調や嗜好についてたくさんのことを教えていただいただきながら、
皆様の負担を減らすお手伝いができたらと心から願っています🌷

この支援できますという情報が、必要なご家族の皆様に届き、少しでも日々の安心につながれば幸いです。
最期まで読んでいただきありがとうございます！