学会認定プライマリ・ケア看護師認定者の会第4回勉強会に参加しました。
今回のテーマは、『急性期病院の退院支援〜退院支援看護師の立場から〜』でした。
同じ学会認定プライマリ・ケア看護師である、総合病院の地域連携室で働く看護師さんによる講義でした。

退院支援とは、ただの「調整」ではなく、「暮らしの場に帰るためのチームアプローチ」です。これは入院時、外来受診時から支援が始まります。
病院勤務を離れて数年、そういえばそうだったと思い出したこともありますが、数年の間にさらに重要性を評価されている現場の状況も知ることができました。
在宅側としてできることは、病院看護師さんに患者様の「生活」のイメージを持ってもらいやすいように、
入院依頼時の「自宅での生活の様子」「患者様ご家族が大事にしていること・思い」などを情報提供することが重要だと感じました。
退院時には病院が地域につなぎやすいよう「ここに依頼すればなんとかしてくれる」存在となれるように今後も努力していきたいと思いました。

この会はプライマリ・ケア看護師の認定を受けた看護師の勉強会です。オンラインで全国のプライマリ・ケア看護師の仲間たちとつながり共に学び合います。
穏やかでほのぼのとしつつ、ざっくばらんに意見を言い合える雰囲気です。途中のグループワークや全体でも活発に質問や意見が出ますのでいつも楽しく参加させていただいています。
ありがとうございました。

 

ひのでクリニック