5月27日に親睦会&院内勉強会を行いました。
今月の勉強会のテーマは「当院の栄養管理」でした。
4月に入職した管理栄養士が、自己紹介を兼ねて
これまでの経験や診療同行で感じたことを発表しました。
その後、看護師より現在クリニックで行っている栄養状態の把握方法、
必要エネルギー・水分量の計算方法を説明しました。
特に小児患者様では計算通りではなく、「その子の成長ペース」を
見守ることが大切です。
当院は、患者様の年齢に限らず「栄養指導」ではなく「食支援」の姿勢で関わっています。
「食欲がない、食べられない」気持ちも受け止める。
嚥下障害や経管栄養であっても「味わう」ことはできる。
家族と同じ食事をミキサーにかけて注入することで「家族と一緒に」食事ができる。
病気のコントロールで食事制限があるけれど好きなものを「食べる」ための工夫をする。
食事は「楽しみ」である、苦痛になったり負担になるのではなく、
患者様ご家族のご希望によりそってできることを一緒に考えていきたいと思っています。

親睦会ではちょっと豪華なお弁当とケーキをいただきました。
今月の親睦会は歓迎会も兼ねており、
お弁当は新入職員の希望メニューでお魚メインの上品な和食でした。

当院では月に1度、院内勉強会と親睦会を行っています。


					
					
ひのでクリニック