こんにちは!診療チーム管理栄養士です。
今回は、管理栄養士による訪問栄養食事指導についてお届けします。

まず、訪問栄養食事指導とはなんでしょう?
あまり聞き馴染みのない言葉かもしれません。

訪問栄養食事指導とは「在宅療養中の患者様ご家族様に対して、医師が栄養管理の必要性を認めた場合、医師の指示に基づき管理栄養士が訪問指導を行うこと」を指します。
2024年診療報酬改定においてもいくつかの変更が行われ、より柔軟にサービスを利用できるようになりました。

では、具体的にどのようなことを行うのでしょうか?
以下のような困りごとに応じて、管理栄養士がサポートします。
・ 食欲がなく、食事量が減ってきている
・ 体重が減っている
・ 治療食のつくり方、食品の選び方が分からない
・ 床ずれがなかなか治らない
・ 食事づくりのポイントを聞きたい(ご本人、ご家族、ヘルパーさん調理)
・ エネルギー、栄養素が足りているか知りたい
・ 食べたり、飲んだりするとすぐにむせる
・ 以前のように噛めなくなった
・ 少量の食事で栄養が摂れる方法が知りたい
・ ミキサー食やとろみの作り方が知りたい
・ できる限り口から食べ続けたい など

ひのでクリニックには管理栄養士が在籍しており、必要時にはお役に立てるよう準備を進めてまいりました。
2024年から少しずつご依頼いただくことが増えてきたため、次回以降のブログでは、実際にどのようなケースがあったのかをご紹介したいと思います。

今後の内容(予定)
①退院直後の支援(嚥下調整)を行ったケース
②体重増を目標にしてエネルギーアップに取り組んだケース
③お楽しみとしての経口摂取の開始、継続を目標したケース

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ご興味がある方はぜひご相談ください。

ひのでクリニック