7月末に入職しました。よろしくお願いいたします。
こんにちは。
7月末に入職しました、算定チームのSです。
私は、前職で事務をしていましたが医療事務のお仕事、そして医療に携わるのは初めてになります。
入職し1カ月が経過し、現在は保険情報の登録や、日々勉強をしながら少しずつ算定の業務に取り組ませていただいています。
今回は基礎的な知識として、医療保険制度の仕組みと窓口負担についてお話させていただきます。
医療保険制度とは、
加入者が収入に応じて保険料を出し合い、加入者やその家族などが医療が必要な状態になった際、患者の窓口負担分を除いた医療費をそこから支出する仕組みのことです。
相互扶助(助け合い)の精神の下に成り立っており、全ての人が何らかの医療保険に加入する「国民皆保険」として運営されています。
《医療保険制度の種類と名称》
〇健康保険(職域保険)
会社員など企業に勤務している方や公務員、その家族が加入。
●協会けんぽ 主に中小企業の従業員とその被扶養者
●健康保険組合 主に大企業の従業員とその被扶養者
●共済組合 公務員などとその被扶養者
●船員保険 船員とその被扶養者
〇国民健康保険
●国民健康保険 職域保険に加入していない人とその被扶養者及び生活保護受給者以外
●退職者医療制度 会社などを退職して国民健康保険の被保険者となった65歳未満の人とその被扶養者
(※2014年度まで)
〇高齢受給者
70~75歳未満の人
〇後期高齢者医療制度
75歳以上、または65歳以上で一定の障害のある人(要申請)
《窓口負担割合》
〇健康保険と国民健康保険
・本人 3割
・家族 3割
・未就学児 2割
〇高齢受給者
所得に応じて2割または3割
〇後期高齢者医療制度
所得に応じて1割、2割または3割のいずれか
簡単ではありますが、医療保険制度についてまとめさせていただきました。
全ての人が加入している医療保険ですが、私は医療事務の勉強を始めるまで種類や窓口負担割合について詳しいことを知りませんでした。さらに医療保険制度のほかに介護保険や公費負担制度などもあります。在宅医療をしているひのでクリニックでは、公費適用の患者様が多くおられ、覚えること・学ぶことが多く日々勉強です。
まだまだ分からないことの方が多いですが、先輩方の指導の下、ひのでクリニックの一員として”関わる全ての方によりよい生活を”提供できるよう、またそのお手伝いをさせて頂く気持ちで日々取り組んでいますので、よろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。