当院医師の世戸が月刊誌「治療 2024年3月号(Vol. 106 No.) 実際どうなの? SGLT2阻害薬」において以下の章を執筆しました。

・ポリファーマシーとSGLT2阻害薬(世戸博之)

SGLT2阻害薬は糖尿病治療薬として開発されましたが、糖尿病に限らず、慢性腎臓病や心不全など幅広い病態に効果があることがわかってきました。
SGLT2阻害薬はこれらの疾患の中心的な薬剤となる一方で、高齢化に伴い、複数の疾患を併せ持つ患者さんも多くなっており、各疾患に対して推奨される薬剤を使用するだけでもポリファーマシーと呼ばれる多剤併用が問題となってきます。ポリファーマシーは薬剤コストや服薬の負担に加え、薬物相互作用や副作用のリスクから治療や生活の質(QOL)に影響を及ぼす可能性があります。
記事では糖尿病、慢性腎臓病、心不全で投与する可能性があるSGLT2阻害薬について、ポリファーマシーという視点での注意点などを解説しています。
手にとってお読みいただければ幸いです。

https://www.nanzando.com/magazine/detail/900603
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