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院長の橋本が11月5日土曜に広島市民病院新生児科様主催の第15回新生児地域医療連携研修会で

『在宅医としての医療的ケア児と家族への関わり』という話をさせていただきました。

当院と広島市民病院様で実際に連携して診療をさせていただいている患者様の情報を共有させていただきながら

自宅に帰ってのケア方法や帰ってからできること、帰るまでに注意していただきたいことなどお伝えさせていただきました。

実際に講演後には、多くの質問もいただきました。

その中でも、退院して初めて自宅に帰るにあたって準備しておいた方がいいこと、指導しておいた方がいいいことは何か?という質問をいただきました。

橋本の考えとしては、医療的な手技(吸引やカニューレ交換、注入など)は帰ってからでも獲得できますし、あまり身構えないでいただきたいこと。

医療的ケアがあるわが子と自宅に帰って、育児をする上で医療的ケアがあるという考えで、ケアをしないといけないとそればかりにとらわれないようにして退院を迎えていただきたいと思っています。

もちろん、やらないといけないことはたくさんありますし、大変な思いをされることもあろうかと思いますが、そのために私たち在宅医や訪問看護師など多くの職種が関わらせていただきます

自宅でのケア方法などを事前に知りたい場合には、可能な限り当院のスタッフを派遣し共有もさせていただきます。

障害と医療的ケアを複数かかえて生活される児とそのご家族の負担を少しでも軽減すべく、私たちは今後も活動していきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

ひのでクリニック